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supreme team

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3巻に渡って繰り広げられた団体戦が、ついにクライマックスを迎える。

人差し指を痛めながら戦う千早が、極限状態の中で冷静さと集中力を取り戻し、
「中指でとる練習をしてきた」と気付くシーンは鳥肌が立つ。
この日の対戦までの練習の積み重ねも感じさせる、非常に良い台詞。

しかし、この巻の主役はなんと言っても真島太一だろう。
実力的には十分エース級でありながらも、
どこか運に見放され続けてきた面が彼にはあった。
それは今回の決勝も例外ではなく、運命戦を前に自他共によぎるのは嫌な予感。

そんな状況の中、一世一代の思いを込めた心の叫びで流れを引き寄せ、
勝利の女神はついに不遇のプリンスに微笑む。
作品全体を振り返っても、屈指の名場面。
(大興奮の瞬間に、大江奏がそっと残した一言も凄く良い)

物語は注目の個人戦へ。
by taku_yoshioka | 2011-12-27 23:59 | comic

Ok, it's the stylish century


by takuyoshioka