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the choice is yours

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年を追うごとにその種類が増えている(気がする)プロ野球選手名鑑。
ここ数年は十種類以上が毎年出版されている。

そうなると各誌の個性は否応無く見えてくるもので、
内容やデザインに加え表紙写真に選ぶ選手にも「色」が。

名鑑の表紙は各チーム1選手ずつをピックアップして掲載するのが通例のため、
選ばれた選手はその名鑑の編集者がその年のチームの顔と判断した選手と言える訳だが、
これが各チームの特徴や各誌の個性を表していてなかなか面白い。

と言うことで、目についた選手名鑑を10個取り上げて表にまとめてみた。

まず、目に留まるのが日ハムの斎藤の4誌。
いかにスーパールーキーとは言えど、ダルビッシュを差し置いてのチーム内最多は「異常事態」。
表紙買いしてもらうための方策なのはわかるが、記録が載っている本なんだから
少しは実績のある選手の方が良いのでは、と思ってしまう。

その斎藤のライバルである楽天の田中は、
去年までの実績と人気から文句無しの7誌掲載。
これには俳論を挟むものはいないだろう。

さて、この田中を同様にほとんどの選手名鑑の表紙に載っているのが、
セ・リーグだと広島の前田や横浜の石川やヤクルトの青木、
パ・リーグではソフトバンクの和田やオリックスのT岡田、西武の中島など。

こう並べると(並べるまでもなく?)おわかりいただけるかと思うが、
偏っているチームは残念ながら他にスター選手がいないが故の選出による結果である。
それでもソフトバンクや西武はまだマシな方。
広島と横浜は順位も含めて少々厳しい状況と言わざるを得ない
(石川もいい選手だけれど、まだ顔と呼べる程の格では無い気がする)。

対照的にバラつきがあるのが昨シーズン日本一のロッテ。
「和」をコンセプトとしていただけあって、
日本シリーズでも主役が日替わりだったチームカラーはこんなところにも垣間見える
(もちろん西岡のメジャー移籍の影響はかなり大きいのだけれど)。

偏っているものの、そこに思惑がにじみ出ているのが中日。
和田と森野を抑えて最も多かった浅尾は、
ある意味斎藤よりもビジュアルや人気で決まった人選かもしれない。

いつも以上に自己満足、自己完結な内容で失礼しましたー。
by taku_yoshioka | 2011-04-01 23:59 | sports

Ok, it's the stylish century


by takuyoshioka