behind the scene
言うまでもなく、現代においてサッカーは一大コンテンツだ。
しかも、世界レベルのものである。
しかし、当然最初から価値があった訳ではなく、
誰かがビジネスに仕立て上げたからこその結果。
その歴史についてがこの本には書かれている。
FIFAが一スポーツ団体からサッカービジネスの中枢になるまでの過程、
そこに渦巻いていた思いと野望、そして人間模様。
また、日本ではいかにして電通は国内のサッカーを支配するようになったのか、
2002年の招致の裏で行われていた努力と政治はどのようなものだったのか。
決して扇情的なものの描き方はしていませんが、
携わった人々の野心や希望に心が動かされます。
by taku_yoshioka
| 2010-05-13 00:51
| book